こんにちは。
シンガーソングライターの福島亮介です。

 

仕事でも家庭でも日常生活でも、人間は常に判断を繰り返して生きています。昨日食べたもの、着た洋服、通った道や入ったお店、見たテレビ番組や聴いた音楽。大人になって自立をすれば小さなことでも毎日が判断の繰り返しになります。

そしてその中には、就職や結婚、マイホームの購入など人生を大きく左右するもの、大切に思っているものや他人を巻き込むことなど、慎重な判断が求められるときもあります。

大きな判断であればあるほど、過去を振り返って「あのときの判断は正しかったのか」「別の判断をしていたら今はどう変わっていたのか」と自分の判断を疑ったり後悔をしてしまうことなんかもありますよね。

正しい判断ができない。そう思ってしまう原因には共通する理由があり、それはとてもシンプルなものです。また正しい判断は頭が良く知識や経験が豊富な人しかできないと思ってしまいがちですが、そのために必要な要素はどんな人の中にも眠っていて、少しの意識の変化によって誰にでも正しい判断をすることはできます。

今回は、判断に迷ったりその結果に後悔をしたりしないように、正しい判断をするためには何が必要なのか、また判断力を鍛え高めるにはどうすればよいのかという点について考えていきたいと思います。

 

 

 

必要なのは正しい判断「に」する力





まず最初に正しい判断とは何かを考えたときに、必要なのは正しい判断「を」する力ではなく正しい判断「に」する力です。対象の大小を問わず判断が必要な場面で求められていることは、どんな未来を選択するかということです。

つまり正しい判断をするということは正しい未来を選択するということ。どれだけ知識があっても十分な情報があっても、予知能力がある人かタイムマシーンを持っている人でない限り正しい未来を選択することなんてできません。

だからそこに躊躇が生まれ不安や恐怖が生まれ、わからないことを選択しなければいけないという当然の迷いが生まれます。更にその迷いが多く長い時間であればあるほど、それは次の判断、また次の判断へとどんどん影響していきます。



ここで、正しい判断「に」すると考えてみるとどうでしょうか。言い換えれば、そのときに判断した結果訪れる未来を正しいものにしていく、正しいものに変えていくということです。大切なのは、判断をすること自体ではなく判断した結果その後の未来がどう変わっていくかということのはずです。

  • この人と付き合うべき(結婚すべき)かどうか
  • 優しくすべきか突き放すべきか
  • 周りに相談すべきか自分の力でやってみるべきか
  • もう寝てしまうかもうひと頑張りするか
  • このタイミングで家や車を買うかもう少し検討すべきか
  • 今の仕事を続けるべきか転職すべきか
  • この誘いに乗るべきか断るべきか
  • 引越しをするかもう一度契約更新をするか
  • 夕食は和食にするか洋食にするか
  • 映画館で映画を観るか家のテレビで観るか


どちらが正しい未来なのかなんて誰にもわからないですが、どちらかを正しい未来にするための努力は誰にでもすることができます。つまりどちらを正しい判断「に」するかということは誰にでもできるということ。

正しい判断「を」するのではなく正しい判断「に」する。このことを念頭に置いて、ここから更に深堀していきます。

 

正しい判断は正しい未来を創るための宣言




どれもが正しい判断、誤った判断



頑張らないといけないときだらけてしまったとき、そのときは誤った判断と思っても、その焦りや気分転換で倍の仕事ができればそれは正しい判断になります。逆に、体調不良の中もうひと頑張りすることを選んだ場合。そのとき正しい判断だと思ったとしても、その結果体調が悪化して後の仕事に影響が出てしまえばそれは誤った判断と言えます。

判断を下したそのときそれはまだ卵のようなもので、「正しい未来を創る」という宣言に過ぎません。正しいものにするか誤ったものにするかは、その後の行動や心の在り方、環境や運によって育てられ、白か黒かだけではなく今はまだ想像できないような様々な形に変わっていきます。



正しい判断ができないという不安。それは正しくは「今はまだ正しい判断かわからない」という不安です。そのときはまだそれが正しいものか誤ったものかは決まっておらず、どれもが正しい判断にも誤った判断にもなり得ます。

これはどんなに情報や下準備があったとしても変わらないこと。そしてこれが正しい判断「に」する力が必要であることの理由になります。


結果的に身につく正しい判断力



そして正しい判断にしようと努力する過程で身に付く自信や自分らしさが、結果的に正しい判断「を」する力に変わっていきます。そのとき判断したことが正しいと思える瞬間が増えるほど自分の判断に自信が生まれ、そうすると次に判断をするときの勇気や支えにもなります。

この繰り返しによって判断することへの躊躇や不安を感じる重さや時間が軽減され、それは判断力が高められ向上することに繋がっていきます。

そのときの判断が正しいものかどうかわかるのは先の未来。時間をかけて正しいものに変えていくその努力の結果、望んだ未来が訪れたときに当時の判断は初めて正しいものになります。



判断力を鍛え高める方法




判断をするときに必要なことはひとつだけ



ここまで正しい判断「を」するのではなく正しい判断「に」するという内容で見てきました。ですが、正しい判断にしようと努力しても、実際に判断をする瞬間からは逃げられません。そのときに必要なことはひとつだけ。

それは大小問わず覚悟を決めることです。その判断を正しい未来に変えるための覚悟逃げたり何かのせいにしない覚悟責任を押し付けたりせずにやりきる覚悟自分の判断を最後まで信じきる覚悟。こういった覚悟を決める勇気を持つということです。

どんなに強い覚悟を持っても、同時に不安や恐怖や迷いも生まれます。それはその判断を正しいものに変えていく過程でひとつずつ解消していくしかありません。逆を言えば判断を下す瞬間にできることはそれ以外ありません。判断力を鍛えるということは、「いかにその瞬間に覚悟を決める勇気を持てるか」と言い換えられると思います。


長い目で考える



またひとつの判断を長い目で考えるということも判断力の向上に繋がります。ひとつの判断から生まれる未来はひとつではなく、その判断によって良い結果や悪い結果が繰り返されることもあります。

僕の場合、音楽活動の一環で曲を作ったりカバー動画をUPしたりしていますが、いつもそのときに必要なこと、やるべきことをやろうと考えていてもついつい道を外れてしまうことがあります。例えばライブ出演やイベント開催などを集客の見込みや必要性がないのに衝動的に行ってしまうと、赤字になったり先に繋がらない結果になってしまいます。そのときは誤った判断だと思って落胆します。

ただ、そのときのライブがきっかけで今後の音楽活動に極めて重要な人や長く応援してもらえる人と出会えたり、普段の練習では気付けない技術面・感情面での新しい発見をすることなどもあります。そうした出会いや発見が自信となり今の活動を支え先に進む希望になっていると感じられれば、当時のライブ出演やイベント開催は一概に誤った判断とは言えません。

長い目で見てその判断から引き起こるいつくもの未来を実感しながら、正しい判断とするための努力をする。これも後の判断力向上に繋がる考え方ではないかと思います。

 

「既に決まっている」という意識





判断力を鍛え高めるためには、その瞬間いかに覚悟をする勇気を持てるか、そして長い目で見て正しい判断へ変えていく努力ができるかといった考え方が重要になってきますが、その第一歩として「既に決まっている」という意識を持つことが大切です。

判断を下すときには、今まで自分が何を見て何を感じ、どんな生き方をしてきたかによってその答えは既に決まっています。不安の中どんな判断をすべきか迷ったとしても、最終的に下した判断が過去の自分から生まれた然るべき答えです。

どんな判断でも、それは今まで自分が生きてきた過去から創られる予定通りの未来。その意識の上で自分の判断にしっかり覚悟を持って正しいと思えるものに変えていく努力を繰り返すことができれば、自然と判断力は高まり、判断することへの抵抗や恐怖は和らぎ、この後何度も訪れるその瞬間が良い方向へ大きく変わっていきます。

 

最後に





日常では大小問わず多くの判断が繰り返され、その度に不安や迷いなどが生まれます。今回は、自分の判断に迷ったり後悔をしたりしないように、正しい判断に必要なことは何なのか、判断力を鍛え高めるためには何が必要なのかについて考えてきました。

まず最初に、大切にすべきは正しい判断「を」することではなく正しい判断「に」するという考え方。判断するということは未来を選択することであり、どうなるかわからない未来の選択には当然の迷いが生まれ誰もその正解はわかりません。

ただ正しい判断「に」する努力をすることは誰にでもできます。そしてどの努力の過程で身に付く自信や自分らしさやが、結果的に判断力の向上に繋がり次の判断のときに支えとなっていきます。



そのために必要なのは、その瞬間に自分の判断を疑わない覚悟を持ち、それを長い目で見て正しい判断へと育てていくこと。ひとつの判断から生まれる未来はひとつだけではなく、このときは誤りと感じ次のときには正しいと感じる、そんな瞬間がたくさん出てきます。

今まで自分が見たものや感じたもの、どう生きてきたかによって判断する答えは既に決まっていてそれは予定通りの未来であるという意識の上で、自分の判断への覚悟とその後の正しい判断へ変えていく努力の繰り返しによって、自然と判断力は向上し迷いや不安も軽減されていきます。

繰り返しになりますが、「正しい判断ができない」という不安は正しくは「今はまだ正しい判断かわからない」という不安です。ひとつの判断を後悔のネタにするのではなく、新しい幸せに気付く素とできるように1日1日を大切に過ごしていきたいですね。次に行う判断によって、またひとつ自分の望む正しい未来が創られることを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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