こんにちは。
シンガーソングライターの福島亮介です。

 

何も手に付かず体が動かない、やらなくてはいけないことがあっても取り組む気分になれないというとき。多くの人が経験したことがあると思います。

毎日を人一倍頑張っている人ほど、そんな無気力状態の自分を責めたり過ぎて行く時間をもどかしく感じたりして、とにかくそれは苦しく辛い時間になってしまいます。

誰もが最初から無気力人間というわけではなく、そこには何かしらの理由や原因があるはず。無気力の状態とそうでないとでは物の見え方や感じ方にも大きな差が生まれ、本来なら気付けるはずの自分の幸せを逃してしまうことにも繋がります。

そういった事態にならないように、今回は日々一生懸命生きている中でどうしてふと無気力状態になってしまうのか、その原因や無気力状態から脱出するにはどうすればよいのかなどについて考えていきます。

 

 

 

無気力状態は頑張り屋さんの休息時間





無気力と聞くと、ダラダラとだらしなく毎日を過ごしている人を想像したりそういった人に起こっている症状だと思いがちです。でも、慢性的にダラダラと過ごしてしまっている人はそれが普通の状態で、あらためて無気力だと認識することはありません。

無気力な状態というのは普段人一倍頑張り続けている人、特に手を抜いたり休むことが上手ではない人に突然訪れる症状で、そんな頑張り屋さんへの強制的な休息時間です。

普段から、人一倍責任感が強く人一倍人に気を使い、人一倍自分や人のために動き、人一倍多くのことを考えている人。でもどんな人にも抱えられるキャパシティがあります。その限界を迎えたときに、強制的に無気力状態になり脳と体の休息を訴えているのです。

 

真面目で完璧主義の人に起こる無気力状態




失敗の実感や成果が出ないことが無気力へ繋がる



その理由としては、無気力状態は真面目であったり完璧主義であったり、自分にストイックな人に起こりやすいということ。

何かに熱意をもって真面目に取り組んだり完璧を求めたりするほど、失敗したときや成果が出ないときの挫折も大きくなります。ですが、ふと無気力状態になってしまう人は基本的に強い人なので、何度も何度もその壁を乗り越え改善策を見つけようとします。

その失敗や成果が出ないことが続きある程度蓄積されたとき、この無気力状態が前触れなく突然やってきます。続けることの理由や意味を考え出し、失敗ばかりを繰り返す未来を想像し、ついには何も手につかなくなってしまいます。


自分らしさの崩壊


更に、今まで自信を持って続けてきたことを否定された気持ちにもなり自分の価値も感じられなくなり、自分らしさがどんどんわからなくなっていってしまいます。自分が何者かわからず、やる意味もわからず失敗の未来ばかりが浮かぶ状態。これでは何も手につかず無気力になってしまうのも仕方ないですよね。

ゆっくり走る車より猛スピードで走り続ける車の方が、遠くまで早い時間で行けますがその分事故や故障は起こりやすくなります。毎日を人一倍頑張っている人だからこそ、失敗や挫折を実感しやすく自分らしさも見失いやすく、そして結果的に無気力な状態に陥りやすいのです。

 

「何のために生きてるんだろう?」





今までの人生を振り返ったりこれからの未来を想像して、「何のために生きてるんだろう?」なんて思ったことはありませんか?恋人との関係が終わってしまったとき、仕事で大きな失敗をしたとき、友人からひどい裏切りを受けたときや生きがいや夢を失くしたときなど。

こんな気持ちになるのは、今まで濃く長く時間も労力も費やしてきたものが良くない結果に終わったときや、今までの自分を否定されるような出来事が起こったときです。

それでも持ち直して良い方に進む努力ができる人もいるかもしれません。ただこのとき無気力な状態になり何も手につかなくなってしまうようであれば、それは今まで頑張り続けた自分に対しての強制的な休息であり、気持ちの整理、考え方の見直しを行うためのサインでもあります。

 

完璧主義と評価の依存はNG




努力の方向を変える


無気力な状態は、全てのことを完璧にこなそうとする人がふと心が折れてしまったときに突然やってくるものです。その無気力状態から脱出するためには、まず努力の方向を「完璧にやる」から「自分らしくやる」ことに変えていくことが重要です。

それが完璧かどうかには誰かの評価が必要となり、その判断は人によって大きく変わります。根拠のない他人の評価によって自分の「完璧」を否定され続けると、その内何かも嫌になり無気力になってしまいます。

完璧にやろうとしないで、あくまで自分らしくやるという努力をすること。自分らしさに評価をつけられるのは自分だけです。自分の評価を人に委ねず自分で自分の価値を認めることが、無気力からの脱出しする近道であり、未然に防ぐための効果的な方法です。

 


人とは違う思い切った行動をしてみる


また無気力状態のときは、ルールや常識であったり他人と足並みを揃えるといった行動が一番のストレスになります。なので、自分なりに人とは違う思い切った行動をするのも、無気力状態から脱出する有効な方法です。

人によってその大小はあるかと思いますが、例えば思い切って仕事を放って遠く知らない街にふらっと出かけてみたり、思い切って貯金をそのときだけの娯楽に使ってみたり。

自分なりに人と違うことをしようと思って起こした行動の中に、自分らしさは隠れています。もしかしたらそのときの本能的な行動を後々後悔するかもしれません。でもその思い切った行動が、今必要な新しい考え方や気持ちの整理、休息の実感などのきっかけになり、無気力脱出のカギになっていきます。

 

無気力脱出の最初の一歩




やりたいこと、できることからやる


努力の方向を変えるにしろ、人とは違った思い切ったことをするにしろ、まずはやりたいこと、できることからやるということが前提であり第一歩。

構えず気張らずに、自然体でできることを時間をかけて記憶に残るようにゆっくりやる。自分の意思で何か小さな行動を起こすことが無気力脱却の第一歩なので、趣味でも今まで我慢してできなかったことでも、何かやりたいことからゆっくり手を付けてみることをおすすめします。

 


質の高い睡眠を心がける


無気力で精神的にも弱っているときに、早起きや生活習慣の見直しなどありきたりなことを言われると思わず耳を塞いでしまいがちですが、本当に大切で効果もあることなのであえて書きたいと思います。

食生活や運動、睡眠など、生活習慣で見直すべきところは多くあります。どれも大切ですが、その中でも無気力状態からの脱却や未然に防ぐために特に気を付けたいのは睡眠の質です。少し長くなりますがその理由やなぜ大切なのかなどをこちらの記事でも詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。


最後に





何も手に付かない、目の前にあるやるべきことに取り組む気になれない。今回はそんな辛い時間が流れる無気力状態について、その原因や向き合い方、脱出するための方法などを考えてきました。

まず最初に、無気力とは真面目で完璧主義な頑張り屋さんに起こる強制的な休息時間だということ。人一倍頑張るストイックな人は失敗や挫折も人一倍感じやすく、その蓄積が無気力状態を呼び寄せ、更には自分らしさの崩壊に繋がってしまいます。

そうならないために、物事を完璧にこなすのではなく自分らしくやるという努力の方向転換と、思い切って自分なりに人と違う行動をしてみるということが無気力状態からの脱出、そして今後未然に防ぐために有効な手段です。

そのためには、まず分がやりたいこと・できることをじっくり時間をかけて行うこと。その些細な行動が気持ちのオンオフを切り替えてくれます。そして行動を起こすゆとりを持つために、しっかり質の高い睡眠を心がけることも重要です。


突然無気力に襲われる人は基本的には真面目で誠実、そして自分にストイックな人です。でも手を抜くことや休息を取ることが苦手な人でもあります。本当なら人生を明るく豊かにできるはずの人が、その真っ直ぐな生き方故に辛い無気力状態になってしまうのはとても嘆かわしいことです。

一刻も早く無気力状態から脱出し、今までのエネルギッシュで充実した本来の日々に戻れることを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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