こんにちは。
シンガーソングライターの福島亮介です。

 

失敗や挫折を体験したり、周りと比べて劣等感を感じたりコンプレックスを持ってしまったり。日常には自分の価値を認められなくなる瞬間が多くあります。

その度に自暴自棄になり毎日から色がなくなり、次第に本来気付けるはずの幸せからも遠ざかってしまいます。そんな理由から、慢性的に「どこか満たされない気持ち」を持っている人も多いのではないかと思います。

多くの人は周りからの信頼や評価によって自分の価値を実感しようとしますが、この満たされない気持ちはそういった一時的な評価などでは満たされません。むしろ周りからの評価に依存し承認欲求が高まることで、満たされない気持ちが膨れてしまう可能性もあります。

ここで必要なのは、自分で自分の価値を認めるということ、そしてその習慣を継続することです。今回はそのために必要な考え方や方法などについて考えていきます。

 

 

 

行動や結果から自分を認めようとしない





自分を認められない、自分の価値が信じられない。そう感じるきっかけとなりそのとき頭に浮かぶものは、大体あのときの行動やその結果。そして要因はそれらへの不満や後悔の蓄積です。

行動には結果が伴い、結果には評価が伴います。なのでついついわかりやすいこの行動や評価から自分の価値を考えたり、自分を認められるかどうかの判断をしてしまいがちです。

ただ本当に自分を認めるために必要なもの、向き合うべきものは、行動を起こしたり結果が生まれるもっと前。もっと深い潜在意識の中にあって、その部分は意識して向き合おうとしない限り自然と実感できるものではありません。

 

潜在意識の中にいる本当の自分




日々生まれる新しい自分



多くの人は、感情が生まれ行動を起こしその結果次第で自分を信じたり疑ったりします。でもその感情が生まれたりその行動を起こすにはそれぞれ前提があり、そこから何を感じるかも毎日の過ごし方から決まってきます。そこには日々の生活から刷り込まれ、知らない内にできあがっている潜在意識が大きく関わっています。

行動や結果は、自分の意思が届く顕在意識の世界でその度に生まれる新しい自分からの発信。そしてその新しい自分を生み出し続けるのは、潜在意識の中にいる本当の自分。本当の自分を知り自分を認めるには、この潜在意識と向き合う必要があります。

「ありのままの自分を認めよう」。これはただパッと思いつく自分の良いところやダメなところを見つめるだけではなく、それらが生まれる原点を探し向き合おうというもっと哲学的でものです。





5%しか意識できない自分



何かを評価したり本当に好きになったり嫌いになるためには、ある程度その対象に詳しくなる必要があります。そしてそれは自分にも当てはまります。

自分の中の顕在意識と潜在意識の割合は、顕在意識5%に対し潜在意識95%と言われています。自分の意思の上で行動や結果が生まれ、それらから後悔や不満を感じて自分の価値を疑ってしまうのは、自分の中のたった5%だけを見て判断してしまっているということです。


潜在意識は普段意識できない無意識の領域。それが自分の95%も占めているのであれば、本当の自分がわからない、自分を知り認めようとしても手応えが得られないのは当然のことなのかもしれません。

これが「潜在意識と向き合わずして自分を認めるかどうかの判断をすべきではない」という理由になります。そして意識的な感情の変化、行動や結果からは本当の自分を知り本当に認めることはできない、という証拠にもなります。

 

潜在意識の上書きと活用




無意識を意識する重要性



本当の自分を知り認めるためには潜在意識と向き合うことが必要です。そのために必要な方法は、潜在意識という無意識の部分を意識的に上書きして活用していくこと。

無意識のうち当たり前のように行っていることは、当然普段の日常であえて目を向けることはありません。当たり前のように呼吸をして、まばたきをして、右腕から袖を通して、体の決まった場所から洗って、雨や暑い日差しを避けて。これらはすべて日常の中で何度も繰り返される行動により潜在意識に刷り込まれていることです。



これは心理的な部分にも同じ効果があります。普段から悲観的やマイナス思考であったりネガティブなことを口にしていたりすると、それらも少しずつ潜在意識に刷り込まれていきます。そしてそういったマイナス要素が基盤となり、自分の意思で考えたり行動をしたりする5%の顕在意識を生み出してしまいます。

そんな基盤の上では、ひとつの失敗や後悔から自分の価値を見失ったり自分を認めることができない状態になってしまうのは仕方ないですよね。


思考や言葉が変えていく潜在意識



逆を言えば、顕在意識の上で起こる感情や行動、その結果などで自分を認められないと感じる気持ちは日常の過ごし方次第で改善していけるということです。

潜在意識には頭の中の思考や発した言葉がそのまま刷り込まれ、そこで善悪が判断されたり常識や倫理が考慮されることなどはありません。

例えば、人の悪口ばかりを言ったり自分を卑下するようなことばかり考えていたりすると、それがそのまま潜在意識に染み込み無自覚の内に「悪口を言う人」「自分を卑下する人」として次の思考や行動を生み出します。



潜在意識を正しく上書きをするためには、意識的・強制的にその逆をやる必要があります。自分や人を認め受け入れ、感謝の気持ちを持ち常に前向きに物事を捉えるクセをつける。毎日のその繰り返しが知らない間に潜在意識に刷り込まれていきます。

ここで大切なのは、最初は本心でなくても無理やりでもいよいということ。これは意識できない無意識の部分を上書きしていく作業になるので、「ありがとう」と声をかけ「自分は幸せだ」と感じる努力をして「あの人には自分にない魅力がある」と感じるようにして、意識的にこういった素直で前向きな姿勢を保つ必要があります。





前向きな潜在意識が作る理想的な自分



日常で継続される前向きの姿勢やプラス思考が刷り込まれた潜在意識は、自分の意識が届く好き嫌いや善悪などの基準になっていきます。そしてその正しい潜在意識の更新は、結果的に自分の価値を信じ認めるということに繋がっていきます。

つまり、自分を認められるかどうかは思考や発言など普段の行いで大きく変わってくるということ。ふと自分の価値を疑ったり迷ってしまうとき、その要因や答えはこれまでに培われてきた潜在意識の中にあります。直感的にもわかりますが、そのときそこにあるのものが否定的なマイナス思考によって作られたものであれば、当然自分を認めることも前向きに物事を考えることもできません。

 

潜在意識の特徴を知る





潜在意識の上書きや活用するための最初の一歩として、まずはその特徴を知ることが大切です。普段の思考や発言なとが潜在意識に刷り込まれ上書きされるまで、約1~2ヶ月ほどかかると言われています。その間は無意識を意識して無理やりにでも普段とは違う前向きでプラス思考の姿勢を保たなくてはいけません。

また先程潜在意識に刷り込まれるときに善悪や常識は考慮されないと書きましたが、更にその思考や言葉は事実そのままに刷り込まれるため、マイナス表現を考えたり使ったりすることはNGです。

◆毎日がつまらないと感じている場合

  • ×「つまらない毎日を変えたい」
    ○「充実した毎日を過ごしたい」


◆人に優しくできないと感じている場合

  • ×「人に優しくできない自分を変えたい」
    ○「人に優しくなれる自分になりたい」


それぞれ前者にある「つまらない毎日」「人に優しくできない自分」などのマイナス要素が潜在意識に刷り込まれてしまわないように、意識してプラス表現を使うことが重要です。

このような小さな潜在意識の上書き作業が後の自分に大きな変化をもたらし、自分の価値を認められる体質に変えてくれます。

 

最後に





日常で多く起こる自分を認められなくなる瞬間。その苦しい時間を乗り越えるために、今回は自分を認めるとはどういうことか、そのためには何が必要なのかについて考えてきました。

まず念頭に置きたいのが、自分の意識の上で起こる行動や結果からすぐに自分を認めようとしないということ。本当に自分を認めるためには、わかりやすい行動や結果からだけではなく、その行動や結果が起こる要因となるもっと深い潜在意識と向き合う必要があります。

自分の中の顕在意識と潜在意識の割合は、顕在意識5%に対し潜在意識95%と言われています。自分の意識の上で起こる行動や結果からだけで自分の価値を疑ってしまうということは、その5%だけで判断してしまっているということ。これではとても本当の自分を知り認めるということにはなりません。



今回の鍵を握っている潜在意識は無意識の領域。そして本当に自分を知り認めていくためには、意識的にこの潜在意識を上書きし活用していく必要があります。

普段からマイナス思考を持っていたり誰かの悪口ばかりを言うような人は、慢性的にその思考や発言が潜在意識に刷り込まれ、そうしてできた潜在意識から今度は自分の意志(顕在意識)が生まれてしまいます。これでは、脳が自分を認めたり物事を前向きに考える方向に働かないのも仕方ありません。

正しく潜在意識を更新していくためには、日常的に自分や他人の在り方を受け入れ感謝を忘れずにポジティブな思考を心がけるクセをつけることが不可欠。そしてそれらを無意識に潜在意識へと植え付けていく必要があります。


潜在意識に刷り込まれるまで1~2ヶ月ほどかかると言われますが、そうして作られていく潜在意識、そしてそこから生み出される顕在意識によって毎日は大きく変わってきます。そしてこの作業は結果的に自分を認めることにも繋がります。

毎日に追われる中でふと自分の価値を信じられなくなる瞬間、それは今までの自分の発言や思考による潜在意識の乱れからくるものかもしれません。一度失った自分の信頼は、尾を引き事あるごとに脳裏に過ぎるようになってしまいます。



そうならないように、日常的に自分の中にある大切な潜在意識を正しく健全に保ちたいですね。そして自分の価値を認められることで見えてくる優しくゆとりある毎日から、より多くの幸せに気付いていけることを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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