こんにちは。
シンガーソングライターの福島亮介です。

 

初対面でうまく会話のキャッチボールができない。空気が悪くなってしまうことを恐れて発言ができない。そういった経験から自分を人見知りだと感じてしまうことってありますよね。

「人見知りも個性」と割り切れれば楽ですが、誰もがそう考えられるわけではなくコンプレックスと感じてしまう人も少なくないと思います。

ということで、今回のテーマは人見知りについて。人見知りの原因は何なのか、そして克服方法や向き合う心構えなどを考えていきたいと思います。

 

 

 

「人見知りを治す」ではなく「自分に自信を持つ」




人見知りを治すという考えは不要

「人見知りを治す」と聞くと、いかにもハードルが高く心理的な知識も必要なのではないかと向き合うことを躊躇してしまいがちです。なので、もっと身近に誰でも挑戦できそうなことに頭を切り替えます。それは「人見知りを治す」ではなく「自分に自信を持つ」という考え方。後ほど詳しくお話ししていきますが、実はこれが結果的に人見知りの克服にも繋がっていきます。


同じ接し方でも人見知りと感じなくなる

問題は「人とうまく話せないこと」ではなく「人とうまく話せない自分を人見知りと感じてしまうこと」です。人見知りではない人でも、場を白けさせることもあればその発言から嫌われることだってあります。ただ、その人は自分が人見知りだなんて思っていません。

結局人見知りかどうかを決めているのは自分自身で、その思い込みに起因します。自分に自信がつくにしたがって周りの目や空気も気にならなくなり、接し方や結果が同じでもそれを人見知りとは感じなくなっていきます。

 

認められたい気持ちと自信のなさ




人見知りの原因を知る

もともと人見知りは赤ちゃんや小さな子供に使う言葉ですが、なぜ大人になっても人見知りという自覚が芽生えてしまうのでしょうか。

  • 目を見て話せない
  • 思ったことを口にできない
  • 顔色やその場の空気を気にしてしまう
  • 自分をさらけ出すことができない
  • どう思われるのかが気になる
  • 嫌われたくない


自分を人見知りと思っている人の多くにはこういった特徴があり、これらにはすべて共通の原因があります。


承認欲求と自信のなさからくる人見知り

認められたい・受け入れてほしいという欲求と、自分への自信のなさ。これが自分を人見知りと思ってしまう大きな原因です。

自分が何か言ったところで受け入れてくれないだろう、場の空気を悪くするたけだろう、本当の自分なんて誰も理解してくれないだろう。そういった思い込みから、どんどん人見知りの症状は加速してしまいます。

それは誰かに自分をわかってほしい・受け入れてほしいという欲求の反動と、自分を理解してもらったときにどう思われるか・嫌われてしまうのではないかという自信のなさの表れでもあります。自信を持ち自分の価値を認めて、こういった思い込みからの脱却に意識を向けることが重要で克服の近道でもあります。

 



無意識に演じてしまう人見知り




そして自分に置き換えてみるとわかりますが、大人になれば誰でも自分や周りのことで手一杯になり思っている以上に他人には無関心です。それにも関わらず自分が人見知りだと感じてしまうのは、ずっと続く思い込みから無意識のうちに「自分は人見知り」と決めつけ、その自分を演じてしまうから。

「自分はこんなんじゃない」と抗うより「自分はこうだから仕方ない」と決めてしまう方がずっと楽で、自分の作った世界やルールの中というのは誰でも居心地がいいものです。その代わり、何かある度に人見知りの自分を思い知る日々も変わりません。本当に変わりたいと思うなら、そして今の自分を好きになれないなら、自分の世界やルールにただ従うのではなくそこに改革が必要です。

 

自信をつけることに意識を変える




冒頭の話に戻りますが、思い込みから無意識に演じてしまっている人見知りを意識的に治すためには、「自分に自信をつける」ことが重要で近道です。自信がある人はその裏で多くの挫折や失敗を体験し、人に認めてもらうためにどうするかということより、自分が思う理想の自分に近づくため試行錯誤と行動を繰り返し、その向上意欲や達成感を自信に変えていきます。

人見知りとは誰かに認めて欲しい・自分に自信がないという気持ちから生まれる症状なので、自分で自分を認めるための毎日を必死に送っていると、相手の反応に対する不安や今まで敏感に張っていたアンテナの感度が日に日に鈍くなり、今までと同じような接し方や相手の反応であっても自分を人見知りと感じることがなくなっていきます。


また、人見知りを治すために色々な情報を得ようとして高い壁に感じてしまうよりは、「自信をつける」という一点に絞って考える方が目的も明確になってくるので精神的にもずっと楽です。

 

人見知り克服に向けての第一歩




夢中になれるもの見つける

人見知りを克服するためには自信をつけるという考え方が必要、そして自分に自信をつけるためには何か夢中になれることをひとつを見つけることがとても効果的です。自信というのはその都度実感できるものではなく、「気付いたらそうなっている」場合がほとんど。

何かひとつのことに打ち込み邪念が入る隙間を作らない環境を作り、その日々の繰り返しから得る達成感や充実感が少しずつ自信に変わっていきます。

仕事でも趣味でも、得意な分野や興味があることでも、それは自分の成長を感じられるものや理想の自分に近づけるものなら何でも効果があります。まずはこの夢中になれる何かを探すことが、後に繋がる人見知りの克服への第一歩になります。





聞き上手を目指す

またひとつの心構えとして、話し上手より聞き上手という意識を持つことも有効です。人見知りの人はその対極にいるのが「話し上手な人」と思ってしまいがちですが、実際本当に話が上手な人というのは極僅か。人見知りを克服するからといって話し上手になる必要はまったくありません。

聞き上手な人にはこんな共通点があります。

  • 自分のことを話すのではなく、相手のことを聞く
  • 肯定の姿勢で話す
  • 自分を下げることを嫌がらない


自分の話よりまず相手のことを聞いてみて、そこに肯定や同調する姿勢を示す。また自分の弱い部分や情けないところを話してみることで、相手の警戒心や敵対心も薄れてきます。これらはおもしろおかしく話をしたり、気の利いた一言を言うというような難しいことではなく、すべては相手が話しやすい環境を作るためのものです。

相手の話に相槌を打ったり共感をすることで、相手は話すたびに自分の感情に気付きがあったり気持ちが整理されていきます。それは同時に安心感や信頼感にも変わり、自分のことを積極的に話さなくとも良い印象を持ってもらえます。

ただ聞き上手になるためにも心の余裕が必要で、その心の余裕もやはり自分に自信をつけることで補われます。毎日を大切に何か夢中になれるものからしっかり自信を得て、人見知りと感じない自分に成長していきたいですね。

 

最後に




今回は人見知りについて、その原因や克服方法、心構えなどを考えてきました。

初対面の会話への苦手意識も、場の空気を意識しすぎて発言を控えてしまうことも、それらを人見知りとしてコンプレックスと感じてしまうことも。その共通となる原因は、認められたい・受け入れられたいという欲求と自信のなさからくるもの。

その克服のために「人見知りを治す」というハードルが高い考えは一旦置いておいて、まずは自分に自信を持つこと、そのためには何が必要かを考えることが大切です。そのための第一歩としては、ひとつ夢中になれるものを見つけること、そして話し上手ではなく聞き上手になるという意識を持つこと。

インターネットの普及に伴いどんどんコミュニケーションの方法も変わっていき、その分1回1回の会話の価値は高くなり本当の自分を見せる貴重な場にもなってくると思います。そのときに「自分は人見知りだから」と決め付けて多くのチャンスや幸せを逃してしまわないように、しっかり自分に自信をつけて実のある毎日を送れること、そしてそれが人見知りからの脱却に繋がっていくことを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!